
图书信息:
槇殿伴子,チベット建国説話と観自在信仰——『マニ・カンブン』「偉大なる歴史章」を中心に,起心書房,2021.
ISBN:9784907022204
作者简介:
京都市に生まれる。ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)修士課程修了(南アジア地域研究専攻)。ドイツ連邦共和国ハンブルク大学アジア・アフリカ研究所インド・チベット歴史文化学科チベット学専修博士課程終了。Dr. Phil 取得。現在、身延山大学国際日蓮学研究所研究員。著書にdGe-rtse Mahāpaṇḍita’s Great Middle Way of Otehr-Emptiness(山喜房佛書林、2016年)、論文多数。パーリ学仏教文化学会賞受賞(2019年度)。
图书简介:
チベットの観自在(観音)信仰の「原点」となる埋蔵経(テルマ)『マニ・カンブン』。本書は、その「六字真言」念誦による浄土往生、マハームドラー・ゾクチェン・大中観に基づく密教的成仏を解明し、「建国と救済の物語」である「偉大なる歴史章」の和訳とテキストを付した、わが国で初めての本格的研究書である。
目 录:
はじめに
第1部 論文
埋蔵経典『マニ・カンブン』の伝承と諸版
『マニ・カンブン』「偉大なる歴史章」に描かれた観自在菩薩への帰依
『マニ・カンブン』における観自在菩薩の顕密二十一経典
『マニ・カンブン』における自心仏と如来蔵
「蓮は泥にまみれず」の譬喩と如来蔵
『マニ・カンブン』における「ヴェッサンタラジャータカ」
第2部『マニ・カンブン』「偉大なる歴史章」─和訳とテキスト─
付篇 ネパールにおけるフィールドワーク─ネパール大地震を経て─